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小石川中等教育学校
「立志 開拓 創作」 東京府立第五中學校を起源とする100年の歴史
小石川とは
小石川は、1918年に、伊藤長七先生によって創立され、今年100周年を迎えました。
伊藤長七先生は、信州の諏訪郡の生まれです。
少年時代より神童の誉れ高く、長野県尋常師範学校へ薦挙を受けて入学し、教育者としての道を志しました。
校外散歩、雪中行軍、陣取り戦、遠足登山、野営活発と、次々と発案される新行事。ある時は、不幸な生徒の家で
その子と共に泣きました。伊藤長七先生の家には、夜毎、訪問する生徒で一杯という状況だったそうです。
こうした生徒中心主義の教育は、明治時代の厳粛主義の教育現場からは、全くもって受け入れられず、旧来教育との軋轢を生みました。伊藤長七先生は、信州で不遇の教育者時代を過ごします。
その伊藤長七先生が、自らが持つ崇高な教育理念の全てを体現したのが、府立五中、そう、小石川なのです。
伊藤長七先生自身が作詞した校歌で謳われる「科學の道」と「立志・開拓・創作」の三交是、机上を超えた学問の追究を志すリベラルな校風は、100年間、途切れることなく連綿と受け継がれています。
さあ、皆さんも、学問の道を志し、真の開拓者、創作者となり、世界を変えようではありませんか。


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