top of page
小石川中等教育学校
「立志 開拓 創作」 東京府立第五中學校を起源とする100年の歴史
建学の精神
立志 開拓 創作
本校の教育目標「立志・開拓・創作」は、初代校長の伊藤長七先生が、創立当初から「三校是」としてよく説いて聞かせたとされる言葉です。伊藤長七先生の言葉を掲載致しますので、皆さん自身で、言葉の意味を解釈してみてください。小石川では100年間に渡って、この崇高な建学の精神を、教師、そして紳士淑女たる生徒達が理想として掲げています。
立志とは、昔、支那周代の大聖人、孔子が十有五で志を立て、学問を始められたように、それとほとんど同じ年頃の日本の男子が、高等普通教育を受けるために中学校に入学する志を立てることである。かのマゼランの世界一周、かの博士ヘディンの中央アジア探究、あるいはナンセン博士の極地探検、いずれが 開拓の精神の発露にあらざらん。さては高峰譲吉博士、野口英世博士のごとき、あるいは南米各地に移住植民せる同胞の若き男女のごとき、これらを真の開拓者という。しかり、しかれども、我らのいわゆる開拓者は、決して遠征家、海外移住者の如きに限れるにあらず。キュリー夫妻 のごとく、マルコーニ のごとき者、齢八十にして発明の意気なお颯爽、過去に成功せし一千百種の発明を基礎として、さらに新たなる大発明を企てるエジソン博士のごとき、これを真の開拓者という。創作とは、自分の力でできるだけの仕事を、自分でなし、自分で考え、自分で工夫し、他人のまねでない、何かを作り出すということである。

ここに画像の説明を追加してください。

ここに画像の説明を追加してください。
1/1
bottom of page